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ミッション
東京公演 2012年5月11日~5月27日 シアタートラム
大阪公演 2012年6月1日~3日 ABCホール
福岡公演 2012年6月9日、10日 西鉄ホール
作 前川知大
演出 小川絵梨子
キャスト
神山清巳 (神山家の次男、総合商社勤務) …渡邊 亮
神山清武 (清巳の兄、父の工場を継ぐべく外の工場で修行中) …浜田信也
神山司朗 (父、町工場を経営する熟練技術者) …井上裕朗
神山香依 (母、専業主婦) …岩本幸子
神山怜司 (司朗の弟、専業主夫) …安井順平
神山菜月 (怜司の妻、インテリア・コーディネーター) …太田緑ロランス
片倉 肇 (清巳の友達) …盛 隆二
持田喜美 (清巳と同じ病院に入院している患者) …伊勢佳世
脇坂三治 (ホームレス) …森下 創
大河原和夫 (怜司の教え子) …大窪人衛
益子真知子 (怜司の教え子) …加茂杏子
■神山怜司の世界観(前川知大)
■小川絵梨子×前川知大2012.04.20
■あらすじ
ある地方都市の一角、金輪町。
神山清巳は優秀な会社員。
幼い頃から常に周囲の期待を背負い、応えてきた。
兄の清武も、出来る弟の平凡な兄、という立場に慣れきっていた。
清巳はある日、自宅裏の斜面を転がってきた拳大の落石を頭部に受け、入院してしまう。
十日程して会社に戻ると進行中の企画チームを外されていた。
不条理な出来事に苛立つ清巳を両親は慰めるが、久しぶりに会った叔父の怜司は違った。
「自分にしかできない仕事なんて存在しない、本当の仕事を教えてやる」
怜司は主夫業の傍ら、密かに「本当の仕事」を持っている。
それは世界のバランスを取る重要な使命、と怜司は語る。
世界からの「呼びかけ」に応え、行為に移す。
その行為はどう見ても荒唐無稽で無意味だが、清巳にはその馬鹿馬鹿しさが新鮮だった。
■スタッフ
美術:土岐研一/照明:松本大介/音楽:かみむら周平/音響:鏑木知宏/舞台監督:棚瀬 巧
衣裳:今村あずさ/ヘアメイク:西川直子/演出助手:長町多寿子/プロデューサー:中島隆裕
宣伝美術:図工ファイブ/舞台写真:田中亜紀/企画・制作・主催:イキウメ、エッチビイ